公開日:2010/01/14 最終更新日:2010/01/14

JVN#50837839
Oracle Application Server におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Oracle が提供する Oracle Application Server には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Oracle Application Server 10g Release 3 (10.1.3), versions 10.1.3.4.0, 10.1.3.5, 10.1.3.5.1
  • Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2), version 10.1.2.3.0

詳細情報

Oracle が提供する Oracle Application Server は、アプリケーションサーバです。Oracle Application Server には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2010.01.14における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 福森 大喜 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia JVNDB-2010-000004