公開日:2017/03/30 最終更新日:2017/03/30
JVN#55121369
CentreCOM AR260S V2 における権限昇格の脆弱性
CentreCOM AR260S V2 には、権限昇格の脆弱性が存在します。
- CentreCOM AR260S V2
アライドテレシス株式会社が提供する CentreCOM AR260S V2 は、有線 LAN ルータです。CentreCOM AR260S V2 には、権限昇格の脆弱性が存在します。
アカウント「guest」で当該製品にログイン可能なユーザによって、管理者権限で任意の操作を実行される可能性があります。
ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- アカウント「guest」のパスワードを変更する
アカウント「guest」のデフォルトの認証情報は一般に知られています。第三者にログインされないよう、アカウント「guest」のパスワードを変更してください。 - 当該製品の認証情報を信頼できないユーザに使用させない
アカウント「guest」でログイン可能なユーザは、本脆弱性を使用して当該製品を攻撃することが可能です。当該製品にログイン可能なユーザを適切に管理してください。 - ファイアウォール機能を有効にする
当該製品にはファイアウォール機能が実装されており、デフォルトで有効になっています。WAN 側からの意図しないアクセスを防ぐため、ファイアウォール機能を有効にしてください。
ベンダ | ステータス | ステータス 最終更新日 |
ベンダの告知ページ |
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アライドテレシス株式会社 | 該当製品あり | 2017/03/30 | アライドテレシス株式会社 の告知ページ |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
8.0
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
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攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
CVSS v2
AV:A/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P
基本値:
5.2
攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) |
攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) |
機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: トレンドマイクロ株式会社 Ziv Chang 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2017-2125 |
JVN iPedia |
JVNDB-2017-000044 |