公開日:2012/12/21 最終更新日:2013/02/15

JVN#65458431
concrete5 におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

concrete5 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • concrete5 日本語版 5.5.1 から 5.5.2.1 まで
  • concrete5 英語版 5.5.0 から 5.6.0.2 まで

詳細情報

concrete5 は、オープンソースのコンテンツ管理システム (CMS) です。concrete5 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトが実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

concrete5 日本語版は、2012年12月8日に、本脆弱性を修正した concrete5.6.0.2.ja が公開されています。
concrete5 英語版は、2013年2月14日に、本脆弱性を修正した concrete5.6.1 が公開されています。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
コンクリートファイブジャパン株式会社 該当製品あり 2012/12/21 コンクリートファイブジャパン株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2012.12.21における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: bogus.jp 東内 裕二 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2012-5181
JVN iPedia JVNDB-2012-000113

更新履歴

2013/02/15
対策方法の concrete5 英語版の情報を更新しました。