公開日:2017/12/01 最終更新日:2017/12/01

JVN#65994435
バッファロー製の複数の有線ブロードバンドルータに複数の脆弱性

概要

バッファロー製の複数の有線ブロードバンドルータには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • BBR-4HG ファームウエア 1.00 から 1.48 まで
  • BBR-4HG ファームウエア 2.00 から 2.07 まで
  • BBR-4MG ファームウエア 1.00 から 1.48 まで
  • BBR-4MG ファームウエア 2.00 から 2.07 まで

詳細情報

株式会社バッファローが提供する BBR-4HG および BBR-4MG は有線ブロードバンドルータです。 BBR-4HG および BBR-4MG には次の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2017-10896
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3
  • 入力値検査不備 (CWE-20) - CVE-2017-10897
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H 基本値: 4.5
    CVSS v2 AV:A/AC:L/Au:S/C:N/I:N/A:P 基本値: 2.7

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される - CVE-2017-10896
  • 管理画面にて不適切な値を設定された場合に当該製品が応答不能となる - CVE-2017-10897

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、各製品に対応した適切なファームウェアにアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社バッファロー 該当製品あり 2017/12/01 株式会社バッファロー の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 米山俊嗣 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2017-10896
CVE-2017-10897
JVN iPedia JVNDB-2017-000244