公開日:2011/11/04 最終更新日:2011/11/04
JVN#71349007
複数の Opengear 製品における認証回避の脆弱性
Opengear が提供する複数のコンソールサーバ製品には、認証回避の脆弱性が存在します。
- Opengear コンソールサーバ用ファームウェア 2.2.1 より前のバージョン
Opengear は、サーバやネットワーク機器などを管理するためのコンソールサーバ製品を複数提供しています。Opengear が提供する複数のコンソールサーバ製品には、認証回避の脆弱性が存在します。
遠隔の第三者によって、コンソールサーバの設定を変更される、接続されている機器にアクセスされるなどの可能性が存在します。
ファームウェアをアップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版のファームウェアへアップデートしてください。
なお、開発者によると本脆弱性は、ファームウェアバージョン 2.2.1 で修正されているとのことです。
ベンダ | リンク |
Opengear | Opengear Console Servers |
本脆弱性対策情報の JVN 公表は、製品開発者が対応した時点から遅れ 2011/11/04 となりました。
迅速な JVN 公表を目指した 2010年度「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」の提言を受け、2011年度より JPCERT/CC は新たな手順に従って製品開発者との調整を進めています。
2011.11.04における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある |
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攻撃の難易度 | ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要 |
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この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 中平 忠芳 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2011-3997 |
JVN iPedia |
JVNDB-2011-000096 |