公開日:2011/02/16 最終更新日:2011/02/16

JVN#71542734
F-Secure アンチウイルス Linux ゲートウェイにおける認証不備の脆弱性

概要

F-Secure Corporation が提供する F-Secure アンチウイルス Linux ゲートウェイには、認証不備の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • F-Secure アンチウイルス Linux ゲートウェイ Ver. 3.x

詳細情報

F-Secure Corporation が提供する F-Secure アンチウイルス Linux ゲートウェイは、ネットワーク上に設置するアンチウイルス製品です。F-Secure アンチウイルス Linux ゲートウェイには、認証不備の脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、当該製品に保存されているログ情報などが閲覧される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに Ver. 4.x にアップデートしてください。
Ver. 4.x へのアップデートが難しい場合、hotfix を適用してください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2011.02.16における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社イージーネット 溝口 浩 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2011-0453
JVN iPedia JVNDB-2011-000013