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i-フィルター 6.0 のインストール プログラムおよびインストーラにおける DLL 読み込みや実行ファイル呼び出しに関する脆弱性

i-フィルター 6.0 のインストール プログラムおよびインストーラには、DLL 読み込みや実行ファイル呼び出しに関する脆弱性が存在します。

CVE-2017-10858

• 「i-フィルター 6.0 インストール プログラム」ファイルバージョン 1.0.8.1 およびそれ以前

• 「i-フィルター 6.0 インストーラー」デジタル署名のタイムスタンプが 2017年8月23日 (JST) より古い日付となっている版

デジタルアーツ株式会社が提供する i-フィルター 6.0 は有害サイトフィルタリングソフトです。インストール プログラムは、インターネット経由で当該製品のインストーラをダウンロードして実行する機能のみを持ちます。i-フィルター 6.0 のインストール プログラムおよびインストーラには次の複数の脆弱性が存在します。

• 同一ディレクトリに存在する特定の DLL の読み込み (CWE-427) - CVE-2017-10858、CVE-2017-10859

  CVSS v3	CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H	基本値: 7.8
  CVSS v2	AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P	基本値: 6.8

• 同一ディレクトリに存在する特定の実行ファイルの呼び出し (CWE-427) - CVE-2017-10860

  CVSS v3	CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H	基本値: 7.8
  CVSS v2	AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P	基本値: 6.8

インストール プログラムやインストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。

最新のインストール プログラムおよびインストーラを使用する
開発者が提供する情報をもとに、最新のインストール プログラムおよびインストーラを使用してください。
なお、本脆弱性の影響を受けるのはインストール プログラムおよびインストーラの起動時のみです。i-フィルター 6.0 をインストール済みの既存ユーザは影響を受けません。