公開日:2009/12/08 最終更新日:2009/12/24

JVN#85821104
Active! mail 2003 におけるセッション ID 漏えいの脆弱性

概要

トランスウエアが提供する Active! mail 2003 には、セッション ID が漏えいする脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Active! mail 2003 Build 2003.0139.0871 およびそれ以前
  • 上記製品において、モバイル機能が有効になっている場合、本脆弱性の影響を受けます。

詳細情報

トランスウエアが提供する Active! mail 2003 は、ウェブメールです。Active! mail 2003 には、セッション ID が漏えいする脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者により、Active! mail 2003 のユーザになりすまされる可能性があります。結果として、当該ユーザのメールを閲覧されたり、設定を変更されたりする可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
トランスウエア AM03SA2009-003

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2009.12.08における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 法政大学情報科学部 CIS RAT 前橋 賢一 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2009-4353
JVN iPedia JVNDB-2009-000076

更新履歴

2009/12/24
ベンダ情報と関連情報を更新しました。
2009/12/24
ベンダ情報と関連文書を更新しました。