公開日: 2004/09/13  最終更新日: 2004/11/30

トレンドマイクロからの情報

脆弱性識別番号:NISCC-380375
脆弱性タイトル:MIME に関する複数の脆弱性
ステータス:該当製品無し

以下の情報は、製品開発者から JVN に提供されたものです。

InterScanでは、添付ファイルのみを検索します。このためクライアント側ウ
イルス対策製品などでメールデータ全体を対象に検索した場合とでは、検索結
果が異なることがあります。

メールデータ全体に対する検索と異なる検索結果になるケース:

・メールデータの一部が破損しているため添付ファイルのデータがメール本文の
一部として認識されているなど、不正な状態になっているデータ

・MIMEマルチパート使用せずに、メール本文中に直接HTMLを記述している

しかしながら、メールデータの一部が破損しているケースではクライアントの
e-mailソフトウェアでもウイルスファイルを添付ファイルとして認識できない
ため、
そのままの状態でウイルスが動作することはありません。

しかし、クライアント側のウイルス対策製品などでメールデータ全体に対して
検索した場合にはウイルスを検出することがあるため、混乱を招く恐れがあり
ます。このような混乱を回避するためにInterScanにe-mailメッセージ全体を
検索対象とする機能(WholeFileScan機能)がございます。この機能を有効にす
ることにり、e-mailメッセージ全体を検索対象とします。

■クライアント側ウイルス対策製品と初期設定で検索結果が異なる製品

InterScan Messaging Security Suite
InterScan VirusWall for UNIX
InterScan VirusWall for Windows NT
InterScan VirusWall for Small and Medium Businesses
GateLock X200

※GateLock Xシリーズは WholeFileScan 機能がございません。
今後、 GateLock X200 に WholeFileScan 機能を追加する予定はございません。

■対応方法
製品: InterScan Messaging Security Suite
タイトル: WINDOWS:UNIX:メールデータ全体に対する検索 (WholeFileScan機能)
http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionID=9186

製品: InterScan VirusWall UNIX
タイトル: SMTP:e-mailメッセージ全体を検索対象とする機能(WholeFileScan
機能)
http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionID=4319

製品: InterScan VirusWall UNIX
タイトル: CVP:SMTP:e-mailメッセージ全体を検索対象とする機能
(WholeFileScan機能)
http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionID=5625

製品:InterScan VirusWall for Small and Medium Businesses
WINDOWS:SMTP:e-mailメッセージ全体を検索対象とする機能(DoWholeScan機能)

http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionID=10088

製品: InterScan VirusWall NT
タイトル: SMTP:メールデータ全体に対する検索 (WholeMailScan機能)
http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionID=4473

更新履歴

2004/11/30