公開日:2020/04/22 最終更新日:2020/04/22

JVNVU#92492058
Inductive Automation 製 Ignition 8 Gateway に不適切なアクセス制御の脆弱性

概要

Inductive Automation が提供する Ignition 8 Gateway には、不適切なアクセス制御の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Perspective Module を実行している Ignition 8 Gateway 8.0.10 より前のバージョン

詳細情報

Ignition 8 Gateway は、Inductive Automation が提供する産業用ソフトウエアです。Ignition 8 Gateway には、データベースへのログの書き込みに、認証やデータ使用領域の制限がない不適切なアクセス制御の脆弱性 (CWE-284) が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、データベースに際限なくログを書き込まれることでハードディスクの空き領域が不足し、サービス運用妨害 (DoS) の状態を引き起こされる可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ワークアラウンドを実施する
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • Perspective Module を実行している場合は、"perspective.routes" の優先度レベルを WARN 以上に設定する
  • Web Application Firewall (WAF) や リバースプロキシを介して当該製品にアクセスしている場合は、"/data/perspective/print-to-log" を含む URL への HTTP リクエストを拒否するルールを設定する

ベンダ情報

ベンダ リンク
Inductive Automation Download Ignition

参考情報

  1. ICS-CERT Advisory (ICSA-20-112-01)
    Inductive Automation Ignition

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:H
基本値: 9.1
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2020-10641
JVN iPedia