公開日:2025/05/09 最終更新日:2025/05/09

JVNVU#92797393
Hitachi Energy製RTU500シリーズにおける複数の脆弱性

概要

Hitachi Energyが提供するRTU500シリーズには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • RTU500シリーズ CMUファームウェアバージョン 12.0.1から12.0.14
  • RTU500シリーズ CMUファームウェアバージョン 12.2.1から12.2.11
  • RTU500シリーズ CMUファームウェアバージョン 12.4.1から12.4.11
  • RTU500シリーズ CMUファームウェアバージョン 12.6.1から12.6.9
  • RTU500シリーズ CMUファームウェアバージョン 12.7.1から12.7.6
  • RTU500シリーズ CMUファームウェアバージョン 13.2.1から13.2.6
  • RTU500シリーズ CMUファームウェアバージョン 13.4.1から13.4.3

詳細情報

Hitachi Energyが提供するRTU500シリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
    • CVE-2023-5767、CVE-2023-5769
  • 入力値の不適切な検証(CWE-1285)
    • CVE-2023-5768

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 遠隔の管理者権限を持つユーザによって、Webサーバー上でクロスサイトスクリプティング攻撃される(CVE-2023-5767)
  • 遠隔の第三者によって、当該機器をサービス運用妨害(DoS)状態にされる(CVE-2023-5768)
  • 遠隔の第三者によって、Webサーバー上でクロスサイトスクリプティング攻撃される(CVE-2023-5769)

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-25-128-02
    Hitachi Energy RTU500 Series

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
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