公開日:2016/12/06 最終更新日:2016/12/06
JVNVU#92900492
Android アプリ「株式会社三菱東京UFJ銀行」に SSL/TLS ダウングレード攻撃が可能となる脆弱性
株式会社三菱東京UFJ銀行が提供する Android アプリ「株式会社三菱東京UFJ銀行」には、SSL/TLS ダウングレード攻撃が可能となる脆弱性が存在します。
- Android アプリ「株式会社三菱東京UFJ銀行」 ver5.3.1
- Android アプリ「株式会社三菱東京UFJ銀行」 ver5.2.2 およびそれ以前
株式会社三菱東京UFJ銀行が提供する Android アプリ「株式会社三菱東京UFJ銀行」は、サーバとの通信時に TLS v1.2 でのネゴシエーションを試みますが、サーバからのレスポンスで SSL v3.0 が指定されている場合、そのまま SSL v3.0 での通信を行います (CWE-757)。その結果、POODLE 攻撃などの影響を受ける可能性があります。
中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) によって、暗号化された通信内容の一部を解読される可能性があります。
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ベンダ | リンク |
株式会社三菱東京UFJ銀行 | 三菱東京UFJ銀行 - Google Play の Android アプリ |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N
基本値:
3.7
CVSS v2
AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:N/A:N
基本値:
2.6
分析結果のコメント
無線 LAN のアクセスポイントを設置した第三者によって、中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) が行われることを想定しています。
この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 吉田麗生 氏