公開日:2025/05/09 最終更新日:2025/05/09
JVNVU#93247159
GL-MT2500およびGL-MT2500Aにおける複数の脆弱性
GL.iNetが提供するGL-MT2500およびGL-MT2500Aには、複数の脆弱性が存在します。
- GL-MT2500およびGL-MT2500A firmware 4.7.0より前のバージョン
GL.iNetが提供するGL-MT2500およびGL-MT2500Aには、次の複数の脆弱性が存在します。
- OSコマンドインジェクション(CWE-78)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.6
- CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.2
- CVE-2024-57391
- 非効率な正規表現の使用(CWE-1333)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:N/VI:N/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
- CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H 基本値 7.5
- CVE-2025-2811
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- Webインタフェースに管理者権限でログインしたユーザが、細工したHTTPリクストを送りつけることにより、当該デバイス上で任意のOSコマンドを実行する(CVE-2024-57391)
- 認証されていない状態の第三者が、細工したHTTPリクエストを送りつけることにより、当該デバイスをサービス運用妨害(DoS)状態にする(CVE-2025-2811)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
この脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏、神野 亮 氏