公開日:2022/07/25 最終更新日:2022/07/25

JVNVU#95712880
Rockwell Automation製ISaGRAF Workbenchにおける複数の脆弱性

概要

Rockwell Automationが提供するISaGRAF Workbenchには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • ISaGRAF Workbenchバージョン6.0から6.6.9まで

詳細情報

Rockwell Automationが提供するISaGRAF Workbenchには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2022-2463、CVE-2022-2464
  • 信頼できないデータのデシリアライゼーション (CWE-502) - CVE-2022-2465

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • ローカルの第三者によって細工された.7z exchangeファイルを開くことで、ISaGRAF Workbenchソフトウェアの権限を取得される - CVE-2022-2463
  • ローカルの第三者によって細工されたファイルを、ISaGRAF Workbenchで開くことで、既存のファイルを上書き、およびISaGRAF Workbenchソフトウェアと同じ権限で追加のファイルを作成される - CVE-2022-2464
  • ローカルの第三者によって細工された悪意のあるオブジェクトを、ISaGRAF Workbenchで開くことで、コードが実行される - CVE-2022-2465

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、アップデートが適用できない場合、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Rockwell Automation VERSIONS

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-202-03)
    Rockwell Automation ISaGRAF Workbench

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
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CVE
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