公開日:2022/08/25 最終更新日:2022/08/25

JVNVU#95882646
Hitachi Energy製RTU500 seriesにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Hitachi Energyが提供するRTU500 seriesには、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • RTU500 series CMU ファームウェアバージョン12.0.1から12.0.13
  • RTU500 series CMU ファームウェアバージョン12.2.1から12.2.11
  • RTU500 series CMU ファームウェアバージョン12.4.1から12.4.11
  • RTU500 series CMU ファームウェアバージョン12.6.1から12.6.7
  • RTU500 series CMU ファームウェアバージョン12.7.1から12.7.3
  • RTU500 series CMU ファームウェアバージョン13.2.1から13.2.4
  • RTU500 series CMU ファームウェアバージョン13.3.1

詳細情報

Hitachi Energyが提供するRTU500 seriesには、次の脆弱性が存在します。

  • スタックベースのバッファオーバーフロー (CWE-121) - CVE-2022-2081

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • HCI Modbus TCP機能が有効になっている場合、遠隔の第三者によって細工されたメッセージを送信されることで、対象システムを再起動される

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、アップデートが適用できない場合、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-235-07)
    Hitachi Energy RTU500

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
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