公開日:2022/12/14 最終更新日:2022/12/14

JVNVU#95905213
Schneider Electric製APC Easy UPS Online Monitoring Softwareにおける複数の脆弱性

概要

Schneider Electric社が提供するAPC Easy UPS Online Monitoring Softwareには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • APC Easy UPS Online Monitoring Software 2.5-GA およびそれ以前のバージョン(Windows 7、10、11 Windows Server 2016、2019、2022)
  • APC Easy UPS Online Monitoring Software 2.5-GA-01-22261 およびそれ以前のバージョン(Windows 11 Windows Server 2019、2022)

詳細情報

Schneider Electric社が提供するAPC Easy UPS Online Monitoring Softwareは、無停電電源装置(UPS)監視ソフトウェアです。APC Easy UPS Online Monitoring Softwareには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 重要な機能に対する認証の欠如 (CWE-306) - CVE-2022-42970
  • アップロードするファイルの検証が不十分 (CWE-434) - CVE-2022-42971
  • 重要なリソースに対する不適切なパーミッションの割り当て (CWE-732) - CVE-2022-42972
  • ハードコードされた認証情報の使用 (CWE-798) - CVE-2022-42973

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 遠隔の第三者によって、管理者パスワードを変更される - CVE-2022-42970
  • 遠隔の第三者によって、細工されたJSPファイルをアップロードされることで、コード実行される - CVE-2022-42971
  • ローカルの低権限ユーザによって、webrootディレクトリを更新されることで、権限昇格される - CVE-2022-42972
  • ローカルの低権限ユーザによって、データベースへ接続されることで、権限昇格される - CVE-2022-42973

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用も推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-347-02)
    Schneider Electric APC Easy UPS Online

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
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CVE
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