公開日:2014/02/07 最終更新日:2014/02/07

JVNVU#97826082
BIG IP Edge Client における情報漏えいの脆弱性

概要

F5 Networks が提供する BIG-IP APM と FirePass に含まれる Edge Client には、情報漏えいの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • BIG-IP APM 10.0.0 から 10.2.4 まで、 および 11.0.0 から 11.4.1 まで
  • BIG-IP Edge Gateway 10.1.0 から 10.2.4 まで、および 11.0.0 から 11.4.1 まで
  • FirePass 6.0.0 から 6.1.0 まで、 および 7.0.0

詳細情報

F5 Networks が提供する BIG-IP APM と FirePass に含まれる Edge Client には、情報漏えいの脆弱性(CWE-200)が存在します。

想定される影響

第三者によって、Edge Client のメモリから重要な情報を取得される可能性があります。

対策方法

アップグレードする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップグレードしてください。

参考情報

  1. CERT/CC Vulnerability Note VU#146430
    F5 Networks BIG-IP Edge Client information leakage vulnerability

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2014.02.07における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 シェルからのシステムログインやリモートデスクトップなどから攻撃が可能
  • 低 - 中
認証レベル システムに正規登録されている一般ユーザのアカウントが必要
  • 低 - 中
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 専門知識や運 (条件が揃う確率は中程度) が必要
  • 低 - 中

各項目の詳しい説明

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-6024
JVN iPedia