公開日:2022/06/24 最終更新日:2022/06/24

JVNVU#98409782
OFFIS製DCMTKにおける複数の脆弱性

概要

OFFIS社が提供するDCMTKには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • DCMTK 3.6.7より前のバージョン

詳細情報

OFFIS社が提供するDCMTKは、DICOM画像ファイルを処理するためのライブラリとソフトウェアのコレクションです。DCMTKには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2022-2119
  • 相対パストラバーサル (CWE-23) - CVE-2022-2120
  • NULLポインタ参照 (CWE-476) - CVE-2022-2121

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 隣接ネットワーク上の第三者によって、任意のディレクトリにDICOMファイルを書き込まれリモートコード実行が行われる - CVE-2022-2119、CVE-2022-2120
  • 隣接ネットワーク上の第三者によって、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける - CVE-2022-2121

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
OFFIS DCMTK - DICOM Toolkit
Bug #1021

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
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CPNI Advisory
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