公開日:2016/06/16 最終更新日:2016/06/17
JVNVU#99609116
Adobe Flash Player にメモリ破損の脆弱性
緊急
Adobe Flash Player には脆弱性が存在します。なお、本脆弱性を使用した攻撃活動が確認されています。
- Adobe Flash Player 21.0.0.242 およびそれ以前 (Windows 版、Macintosh 版、Chrome OS 版)
- Adobe Flash Player Extended Support Release 18.0.0.352 およびそれ以前 (Windows 版、Macintosh 版)
- Adobe Flash Player 11.2.202.621 およびそれ以前 (Linux 版)
Adobe Flash Player には、遠隔の第三者が任意のコードを実行可能な脆弱性が存在します。なお、本脆弱性を使用した攻撃活動が確認されています。詳しくは、APSA16-03 および APSB16-18 をご確認ください。
細工された SWF コンテンツを含むウェブページや HTML ドキュメント、PDF ファイル、Microsoft Office ドキュメントなどを開くことで、任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
本脆弱性は次のバージョンで修正されています。
- Adobe Flash Player 22.0.0.192 (Windows 版、Macintosh 版、Chrome OS 版)
- Adobe Flash Player Extended Support Release 18.0.0.360 (Windows 版、Macintosh 版)
- Adobe Flash Player 11.2.202.626 (Linux 版)
ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- ウェブブラウザの Flash を無効にする
開発者は様々なウェブブラウザにおける Flash の設定方法を解説しています。ウェブブラウザの設定により、Flash を無効にしたり、クリックした場合のみ実行されるよう設定することが可能です。 - Flash Player をアンインストールする
開発者は Windows 版および Macintosh 版で Flash Player をアンインストールする方法を解説しています。
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:L/A:L
基本値:
6.3
CVSS v2
AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
基本値:
7.5
- 2016/06/17
- 情報を更新しました