公開日:2022/12/09 最終更新日:2023/03/17

JVNVU#99843134
複数のAVEVA製品における複数の脆弱性

概要

AVEVAが提供する複数の製品には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • InTouch Access Anywhere 2023およびそれ以前
  • Plant SCADA Access Anywhere 2020 R2およびそれ以前(旧名称:Citect Anywhere)

詳細情報

AVEVAが提供する複数の製品には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 相対パストラバーサル (CWE-23) - CVE-2022-23854
  • バッファーオーバーフロー (CWE-120) - CVE-2021-3711
  • クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2020-11022
2022年12月9日現在、本脆弱性の実証コードの公開を確認しています。

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、遠隔の第三者によって、次のような影響を受ける可能性があります。

  • セキュアゲートウェイWebサーバの外部にあるシステム上のファイルを読み取られる - CVE-2022-23854
  • サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたり、任意のコードを実行されたりする - CVE-2021-3711
  • 信頼できないコードを実行される - CVE-2020-11022

対策方法

アップデートする
開発者は、本脆弱性を修正した以下のバージョンを提供しています。

  • InTouch Access Anywhere 2023bおよびそれ以降
  • IPlant SCADA Access Anywhere 2023およびそれ以降
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-342-02)
    AVEVA InTouch Access Anywhere

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia

更新履歴

2023/03/17
開発者によるアドバイザリ公開に伴い、[タイトル]などを更新しました。