公開日:2022/12/19 最終更新日:2022/12/19

JVNVU#92689335
オムロン製CX-Driveにおける解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性

概要

オムロン株式会社が提供するCX-Driveには、解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • CX-Drive V3.00 およびそれ以前
影響を受ける製品およびバージョンの確認方法については、開発者が提供する「CX-Drive オペレーションユーザーズマニュアル(SBCE-375)」をご確認ください

詳細情報

オムロン株式会社が提供するCX-Driveには、解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性(CWE-416)が存在します。

想定される影響

細工されたファイルを当該製品に読み込ませることで、任意のコードが実行される可能性があります。

対策方法

ワークアラウンドを実施する
開発者が提供する回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
詳しくは、[ベンダ情報]にある[ステータス(該当製品あり)]ページに記載されている情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
オムロン株式会社 該当製品あり 2022/12/19

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値: 7.8
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Michael Heinzl 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2022-46282
JVN iPedia